ハイブリッドカーの代名詞にもなっているプリウス
画像引用元:トヨタ プリウス | トヨタ自動車WEBサイト
トヨタのプリウスは普通乗用車でも新車登録ランキングが2年連続トップとなっている国内で最も売れている車です。
日本自動車販売協会連合会による調査では、国内の自動車販売ではトヨタが圧倒的シェアとなっており販売台数1~3位全てトヨタ車となっています。
その中にあって第1位となっているのがプリウスで、まさにトヨタ自動車だけでなく日本を代表する一台と言ってもよいでしょう。
自動車販売業界全体がここ近年停滞しているということもあって販売台数自体は減少傾向にあるのですが、それでも相対的に見ると絶対的な人気があるということは間違いなく言えます。
なぜそこまで他を引き離すような大人気となっているかというと、まずその理由として挙げられるのはハイブリッドカーという燃費の良さです。
ここ最近の自動車販売では消費者側が最も気にする要素の一つに「燃費」が挙げられており、その車の本体価格よりもむしろランニングコストを意識して購入する車種を決めているということがわかります。
そこで選ばれるということであればまさにプリウスは最も優れた性能を持っている車と言ってよく、世界的にもトップクラスの低燃費である37.2km/Lという数値を実現しています。
この燃費性能はトヨタも相当開発に力を入れているところで、モデルチェンジがあるたびに飛躍的に性能を高めていることがわかります。
ハイブリッドカーながらスポーツカーのような迫力
しかしトヨタのプリウスがここまで販売数を伸ばしている理由は「ハイブリッドカーだから」ということだけにとどまりません。
トヨタ側も「ハイブリッドだから売れる」ということを理由にしたくないと公式に宣言しており、燃費性能やエコ性能というのはプリウスの魅力のあくまでも一つの要素であるとしています。
プリウスの魅力のもう一つ大きな要素となっているのがスポーツカーのような流線型のボディです。
プリウスを側面から見てみると、まるで飛行機のような流れるようななめらかな曲線が描かれていることがわかります。
このデザインも燃費を軽減するための工夫の一つであり、空気抵抗を極限にまで減らすことにより燃費を高めることに成功しています。
またハイブリッドカーということでエンジン音が非常に少なく、ガソリンカーやディーゼルエンジンとは比べ物にならないほど車内の騒音環境は良好です。
流線型のボディは燃費性能を高めると同時に安全性確保もきちんと取られており、いざというときにも乗車している人の生命を守ってくれる頼もしさがあります。
ただ進化が著しいハイブリッドカーということもあって、中古で購入をするときには現行モデルと比べてどうしても見劣りしてしまう部分が出てきます。