家事を家族みんなで分担することのメリットは大きい
家族みんなで家事を分担して働くことには、いろいろなメリットがあります。
夫婦で共働きをしているのであれば、奥さん一人に家事が集中して負担がかかり過ぎるということがなくなります。
また、夫が家事に参加することによって、よりお父さんへの尊敬や愛情が深まりますし、奥さんがしていることへの感謝も深まるものです。
さらに、子どもにとっても家事をするというのは益になることです。
小さいころから家事をすることを覚えると、将来自立した時になんの苦労をすることもなく、強い生活力を身に着けられるようになるのです。
なによりも、働くことを覚えて、勤勉さを子どもが培えるというのは大きなメリットですし、親が子供に与えてあげられる大事な宝とも言えます。
家事の分担リストを工夫して作ってみる
具体的に家事を分担するためには、家族みんなが見やすいようにリストを作るのがいいでしょう。
リビングなど、見やすいところにリストを掲示して、いつもチェックできるようにします。
家事分担リストの作り方はいろいろあって、玄関掃除、お風呂掃除、買い物、食事当番など、仕事の種類ごとに担当を決めて、固定して分担することができます。
または、曜日ごとにそれぞれに仕事を割り当てて、いつも違う仕事をしていくというのも良いでしょう。
楽しく家事を分担していくために、家事リストをルーレットで決めていくというのも一つの手です。
一週間に一回、家族みんなで集まってルーレットを回して、次の週の仕事を決めていくのです。
この方法だと、みんなに平等に家事が回っていきますし、ゲーム感覚で仕事を決められるので、楽しく家事を分担していけます。
褒め合って楽しく家事を行えるようにする
家事を家族で分担することにしたら、子どもたちが楽しくそれぞれの仕事をしてくれるように工夫しましょう。
親から命令されてやらされているという感覚にならないようにして、楽しくできるようにすることが大事です。
そのためにも、家事をしてくれたら思いっきり褒めたり感謝したりして、やって良かったと思ってくれるようにすることが大事です。
さらに、家事をするたびにポイントが加算されて、お小遣いがもらえるようにするなど、具体的なご褒美を考えるのも一つの手です。
働くことによって報酬が得られるということを学ぶ機会ともなりますので、家庭でできる教育の一つとして行うこともできます。
このように、家事を家族で分担することにはたくさんのメリットがあります。
一人に家事が集中しないというだけでなく、それぞれが家事を通して学んでいったり、家族の一致を深めることにもつながりますので、ぜひ家庭で実践してみましょう。