子どもと車で出かけるときの注意点

チャイルドシートは必ず後部座席に着ける

大事な子どもを乗せて車で出かける時には、最大限の注意を払って安全に運転することが求められます。
まず、法律でも定められているチャイルドシートの装着は必須です。
しかし、その置く場所にも注意を払わないといけません。

自分一人で子どもを連れていく時には、すぐに目に届くところに子どもを置きたいと思うものですし、子どもも親と離れるのを嫌がります。
しかし、助手席にチャイルドシートを装着するのは避け、後部座席に着けましょう。
助手席に装着すると、事故にあった時エアバッグが作動して、大きな衝撃をチャイルドシートに与えることになり、しいては子どもがケガしてしまう原因となってしまうのです。

信号で停まる時はギアをPかNに入れる習慣を着ける

もう一つの注意点は、信号待ちの時など、ちょっとした瞬間に車を停車させる時です。
普通はギアをDのままにしてブレーキを踏んでいるものですが、子どもを乗せている時は、PかNに入れる習慣を着けるようにしましょう。

というのも、信号待ちをしている時などは、後部座席にいる子どもの方を見たり、手を差し伸べて子どもに触れたりすることが多いからです。
その拍子にブレーキを踏んでいる足がずれてしまったり、発進する時に間違って強くアクセルを踏んでしまったりすることがあるのです。
また、車が停まると子どもが騒ぎ始めて、それに対応するために慌ててしまうこともあります。

何があっても大丈夫なように、あらかじめギアをPかNにしておくのです。
こうすれば、万が一足元の操作を間違ってしまっても、前に進むことはないので事故を防げます。
事故は自分でも思ってもみなかったようなことが原因で起こるものですので、事前に対策を取っておくことが大事なのです。

チャイルドロックをしてドアを開けないようにする

ほとんどの自動車には、チャイルドロックというシステムがあります。
これはドアを内部から開けられないようにするもので、ロックをかけると外からしか開けられなくなります。
子どもはとにかくいろいろなものを触れていたずらするものですので、ちょっとした拍子にドアを開けてしまい外に落ちてしまうことがあります。

そのような事態を避けるために、チャイルドロックは必須と言えるでしょう。
チャイルドロックは、ドアを開けて内側を見ると小さなボタンがありますので、そこを操作することでかけられます。

同時に、窓を自由に開けられなくするための、ウインドウロックも運転席でかけることを忘れないようにしましょう。
子どもは自分で窓を開けられることを覚えると、面白がって開け閉めをしたがるものですので、万が一の事故を防ぐためにもこの習慣を着けておいた方が安心です。