我が子を虫から守る方法

虫刺されはまずは予防、そして早めの対処がポイント

アウトドアに家族で出かける時は、みんなで自然の中でワイワイと楽しめるのでとても幸せな時間となりますが、気を付けなければならないこともあります。
その注意点の一つは虫刺されです。
小さくてほとんど見えないような虫でも、小さな子どもなどは刺されると痛みやかゆみが強くなることもありますし、虫によってはかぶれやただれ、ひどいと強いアレルギー反応などを引き起こしてしまうこともあります。

子どもは楽しいことに夢中になってしまって、虫のことなどあまり意識していないことが多いので、親がしっかりと守ってあげる必要があります。
虫対策の第一は、まずなによりも刺されないように防止をすることです。
そして、刺されてしまったら、できるだけ早く対処してひどくならないようにするということになります。

虫よけスプレーを効果的に使う

野外では虫がいない環境というのはほぼ存在しませんので、虫よけスプレーを使って虫を寄せ付けないようにすることが必須となります。
虫よけスプレーを使う際には、肌が出ているところにまんべんなく塗ることが重要です。
この際には、顔を避けるようにして、目や鼻に薬品がかからないようにします。

もし、昼間の野外で日焼け止めを塗るのであれば、まず日焼け止めクリームを塗ってから、その上に虫よけスプレーをつけるようにします。
逆にすると、虫の忌避成分がうまく発散されずに効果が薄まってしまうことになります。

また、薄手の長袖の服や上からすっぽりと羽織れる服を持っていくということも重要です。
場所や時間によっては大量の蚊などが発生してしまい、虫よけスプレーだけでは対応しきれないこともあるからです。
その場合には、物理的に肌を覆ってしまうのがベストで、ちょっと暑苦しくなってしまうとしても、しっかりとふくで覆ってあげることが重要です。

帽子も虫よけには大事なアイテムの一つ

このように、虫よけスプレーや肌を覆うというのも大事ですが、意外に虫よけに役立つのが帽子です。
というのも、虫が狙ってくるのは、より肌が薄くて熱を発しているところで、眼の周りや耳などが被害を受けやすいからです。
帽子があると、こうした箇所をカバーできますので、虫に刺されにくくなるのです。

日光を避けるのにも役立ちますので、帽子は必須と言えるでしょう。
できればツバが広いものを用意してあげて、しっかりとカバーできるようにしましょう。

また、こまめに汗をふいてあげるというのも、子どもを虫から守るのに役立ちます。
虫は多くの場合汗の臭いに引き寄せられますので、きれいに汗を拭きとるようにすることで、虫が近寄りにくくなるという効果があります。