出産を控える奥さんが旦那さんに求めていること

母体の変化がどのようなものかを知ってほしい

妊娠して出産が近づいてくると、奥さんはいろいろな苦労を抱えることになります。
果たして無事に出産できるかどうか、という心理的な負担に加えて、どんどん胎児が大きくなってきて出産の準備を始めることにより、身体的にも辛くなってくるのです。
単純に歩くのが大変になあるということもありますし、ホルモンバランスが崩れて体調が全体的に悪くなる、腰痛などの体の痛みなども出てくるものです。

こうした母体の変化は、実際に体験してみないと分からないことですので、旦那さんとしてもこの奥さんの辛さを思いやってあげることがとても大事です。
一つの生命を生み出すということには大変な力が必要となりますので、そのために頑張っている奥さんをいたわり、できるだけサポートしてあげるようにしましょう。
普段はなんともなくできるようなこと、たとえば階段を昇る、買い物の荷物を持つ、落ちたものを拾うということなどが、出産が近くなった母体ではきついことが多いので、旦那さんが気づいてフォローしてあげることが重要なのです。

出産時には夫のサポートが欠かせない

妊娠中も大変ですが、なによりも出産の時というのは、言葉にできないほどの負担がかかります。
そんな時に夫の身体的な、そして心理的なサポートがあると、どんなにか心強いかしれません。

出産が近づくと今までないくらいの痛みや、体のこわばりなどがありますので、夫がマッサージをしてあげることで、リラックスすることができます。
また、出産に立ち会えるように、事前に会社に伝えて都合をつけられるようにしてくれているのを聞くと、安心して当日を迎えることもできます。
なにより、出産時の大変な時に、旦那さんが手を握ってあげて励ましの声をかけてくれるという、心理的なサポートの力は大きく、痛みが強いとしても安心して出産できるよう助けられるでしょう。

赤ちゃんのことを知って大事にしてほしい

無事出産が終わったら、今度は育児という仕事が待っていますが、奥さんとしてはやはり自分だけでなく旦那さんと一緒に育てていきたいという思いを持つものです。
そのため、夫が赤ちゃんが生まれてきた時に喜んでくれる様子を見るのは安心するものです。

また、赤ちゃんのことを勉強して子育てをするために親として何ができるかを知ってほしいとも思っています。
もちろん、勉強するだけでなく、夫が赤ちゃんのことを抱きしめて、一緒に時間を過ごし楽しくいてくれるというのを見たいとも思っていますので、できるだけ父親として育児に参加するように心がけたいものです。
仕事などで忙しいという現実があるかもしれませんが、時間と優しい気遣いを赤ちゃんにも奥さんにもかけることを忘れないようにしましょう。